古代から注目されるプラセンタ

最近よく耳にするようになったプラセンタですが、実はその歴史は非常に古く、紀元前から薬として活用されていたそうです。

たとえば、古代ギリシャでは西洋医学の父と呼ばれるヒポクラテスが、胎盤を治療に使用していたと伝えられています。
中国では、秦の始皇帝が不老不死の妙薬の一つとして、胎盤を使っていたといわれています。
また唐や明の時代にも、胎盤は肉体的かつ精神的な疲れや衰えに対して効用のある「滋養強壮の漢方薬」として紹介され、世紀の美女である楊貴妃も服用していたそうです。
ちなみにクレオパトラやマリー・アントワネットも、若返りの薬として胎盤を愛用していたそうです。
日本では、江戸時代に加賀藩が大切にしていた秘薬の中にこの胎盤が含まれていたことがわかっています。

このように、胎盤は遥か昔から美容や健康に効果的であると認識されていて幅広く人々に愛されてきました。
現代の胎盤療法は、ロシアのフィラートフ博士が、冷凍保存した胎盤の組織などを皮下に入れる「組織療法」を考案したことがきっかけだったと言います。
そして、治療のために胎盤の有効成分を効率よく取り出す技術が飛躍的に発達し、それが日本にも伝わり、研究者たちの間で胎盤に関する研究が進んでいったそうです。

プラセンタには多くの効果が期待できるのですが、最も注目されているのが若返り効果だそうです。
そのため、今では胎盤を含む化粧品やサプリメントが多く登場しています。

牛由来のプラセンタ

プラセンタという言葉を最近よく耳にします。
しかし、色々な種類のプラセンタがある事をご存知でしょうか?
これまでは牛由来のものが一般的でしたが、狂牛病(牛海綿状脳症→BSE)の影響を受けて最近では牛由来のものは使われていません。
2001年に厚生労働省から牛や羊等の反芻動物の胎盤を原材料に含んではいけないという通達が出されたのです。
牛は身体が大きくてたくさん取れるので2001年以前は牛由来のものが一般的だったのです。
今のところ、狂牛病に感染してしまった牛を回復させるいい治療法はまだないのだそうです。
その為、日本国内で狂牛病に感染したと確認されてしまった場合は「家畜伝染病予防法」という法律に基づいて刹処分命令が出されてしまうのです。
数年前にも宮崎県の一部で狂牛病が確認され、日本中、世界中から注目を集めたのが記憶に新しいところです。
現在でもこの病気のメカニズム等については解明されておらず今なお研究が進められています。
人間が感染する可能性は低いとされていますが、まだまだ謎の多い病気の為広く規制されているのです。